2018年7月18日水曜日

真夏のシェイクスピア 大普賢岳 地獄谷


7月14日、三連休の中日に

大普賢岳の地獄谷に

真夏のシェイクスピアを見に行ってきました。



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「道の駅 川上 杉の湯」に7時に集合。


まずは、車2台で和佐又山ヒュッテへ向かい、


1台をヒュッテの駐車場にデポ。




もう1台で「大台ケ原ドライブウェイ」の起点


「山葵谷」まで移動しました。




今回のメンバーは、関馬鹿山岳部の「デップさん」と「もっちーさん」


そして僕の3人。


予報では、今日も38度・・・


こんな猛暑日に低山を登るとか、なかなかのクレイジー野郎達です(≧ω≦。)プププ




今回のルートは、一般登山道ではないバリエーショントレイル(通称バリトレ)。


道なき道を地図と感を頼りに進みます。


なので、ハイキングの装備にプラスして、

  • ハーネス
  • ロープ30m、20m 各1本
  • ヘルメット
  • ビレイデバイス
  • カラビナ
  • ヌンチャク
  • スリング


などを持っていきます。



沢の右岸からスタート。


しっかりした道がついています。




正面に今から目指す大普賢岳が見えましたが、


山頂付近は雲に隠れていました。




しばらくは、冬季にシェイクスピア氷柱群へ向かう道と同じです。


踏み跡がしっかり残っていました。




旧わさび畑の入り口




少し開けた場所があるので小休止




ここから左俣へ向かうのですが、


踏み跡やテープがないので、小まめに地図で位置を確認しながら進みます。




浄水器を持ってきたので、水量豊富な綺麗な渓流で水を補給。


無味無臭で冷たくて美味しかった(^^)




「グレイル」これ自体が水筒にもなって、


ろ過も15秒と超早い。





紹介記事↓






美しい森だが、苔が多く滑りやすい。




ガレ場続きで滑って危ない。


アイゼンを履いている冬季のほうが楽だし安全だと思う。


滑落したら木に引っかからないかぎり、


かなり下まで転がり落ちるだろう(^_^;)




斜度がキツく、


手をついて登る状態なので、軍手か手袋はあったほうが良い。


トレッキングポールは使い所が少ない。


アックスのほうが便利かな?




綺麗なナメ滝が現れた(*^^*)




地獄谷の遡行図に載っている


「天国への門」「友情の門」だろうか?




更に一時間ほど進むと、




ついに「シェイクスピア」が見えてきた。


遠目にも美しい(*´ω`*)




11:50 シェイクスピアに到着。


冬の壮大な氷爆とは打って変わって、


夏のシェイクスピアは、ひっそりとした神秘的な雰囲気でした。


先週の大雨の影響で水量は多い方らしい・・・




5ヶ月前に、ここに来たのを思い返すと


いろんな感情がこみ上げてきて、


胸がいっぱいになりました。




冬は葉がないので、だだっ広く思えたのですが、


夏は木々が鬱蒼と生い茂り、ドローンを飛ばす隙間もない感じです。


木漏れ日が滝を照らし凄く美しい。




猛暑と急登・・・久しぶりの登山という三拍子が揃い


かなりヘトヘトだったので、


「ここから引き返そうよ・・・」っという気持ちもあったのですが、


隊長にそんな甘えは通用するわけもなく、


軽く昼食を食べると先へ進むことに。


ここまでの倍以上あるんですけど・・・ははは。




ここから先も綺麗な森だけど、アブ、メマトイ、ハエ、ブユなど虫が多い。


防虫対策はしっかりしときましょう。




シェイクスピアを左側から巻きました。


ここから更にガレ場が増えて、


先行者の落石が増えるのでヘルメットを装着。


今回の山行で1人100回は「ラク」と叫びました(^_^;)


僕らは、運良く当たらなかったですが、


後続者は常に注意が必要です。




大きな壁は巻きながらも、ほぼ大普賢岳への直登ルートを進んでいましたが、


越えられない壁が出現。


と言っても僕だけだが(^_^;)


ヘルニアの影響もあって左足があまり上がらなくなってきた・・・


ロキソニンを飲んで様子見る。


先行していた2人は懸垂下降で戻ってくれた。


右へのトラバースも考えたが、


20mと30mのロープでは確保が難しかったので


諦めて左から巻くことにしました。




ぱっくり真っ二つに割れた巨石があった。


木の根を掴んで真ん中を通過。




おそら日本岳(孫普賢)の直下あたりではなかろうか・・・


大きな壁にぶち当たる。


右は切れ落ちていて進めないので


ここも左へトラバースして巻いた。




しばらくすると、日本岳?のコルに到達。


山頂へ向かうフィックスロープが見えた。


おそらく日本岳へ向かうためのものだろう・・・


稜線をまたいで南側斜面を少し下ると、


やっと登山道へ出た\(^o^)/




やっと一安心。


「シダンの窟」の前で小休止





あとは、のんびり安全な登山道を下るのみ。


小一時間で無事に「和佐又山ヒュッテ」に到着。


連休の中日とあって、上のキャンプ場は満員でした。




午後6時前に和佐又山ヒュッテに到着。


もうヘトヘト・・・




今回のルートはこんな感じ。




友を偲んで登った今回の山行


僕自身、5ヶ月ぶりのハイキングで足慣らしもしていなかったので


心配だったが、仲間の励ましのおかげで


なんとか日暮れまでにゴールできました。


かなりしんどかったけど、


その分、楽しさや達成感も大きい良い山行でした。


次は、どこへいこうかな〜




動画↑



ヤマレコ↓



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