7月14日、三連休の中日に
大普賢岳の地獄谷に
真夏のシェイクスピアを見に行ってきました。
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「道の駅 川上 杉の湯」に7時に集合。
まずは、車2台で和佐又山ヒュッテへ向かい、
1台をヒュッテの駐車場にデポ。
もう1台で「大台ケ原ドライブウェイ」の起点
「山葵谷」まで移動しました。
今回のメンバーは、関馬鹿山岳部の「デップさん」と「もっちーさん」
そして僕の3人。
予報では、今日も38度・・・
こんな猛暑日に低山を登るとか、なかなかのクレイジー野郎達です(≧ω≦。)プププ
今回のルートは、一般登山道ではないバリエーショントレイル(通称バリトレ)。
道なき道を地図と感を頼りに進みます。
なので、ハイキングの装備にプラスして、
- ハーネス
- ロープ30m、20m 各1本
- ヘルメット
- ビレイデバイス
- カラビナ
- ヌンチャク
- スリング
などを持っていきます。
沢の右岸からスタート。
しっかりした道がついています。
正面に今から目指す大普賢岳が見えましたが、
山頂付近は雲に隠れていました。
しばらくは、冬季にシェイクスピア氷柱群へ向かう道と同じです。
踏み跡がしっかり残っていました。
旧わさび畑の入り口
少し開けた場所があるので小休止
ここから左俣へ向かうのですが、
踏み跡やテープがないので、小まめに地図で位置を確認しながら進みます。
浄水器を持ってきたので、水量豊富な綺麗な渓流で水を補給。
無味無臭で冷たくて美味しかった(^^)
「グレイル」これ自体が水筒にもなって、
ろ過も15秒と超早い。
紹介記事↓
ガレ場続きで滑って危ない。
アイゼンを履いている冬季のほうが楽だし安全だと思う。
滑落したら木に引っかからないかぎり、
かなり下まで転がり落ちるだろう(^_^;)
斜度がキツく、
手をついて登る状態なので、軍手か手袋はあったほうが良い。
トレッキングポールは使い所が少ない。
アックスのほうが便利かな?
綺麗なナメ滝が現れた(*^^*)
地獄谷の遡行図に載っている
「天国への門」「友情の門」だろうか?
更に一時間ほど進むと、
ついに「シェイクスピア」が見えてきた。
遠目にも美しい(*´ω`*)
11:50 シェイクスピアに到着。
冬の壮大な氷爆とは打って変わって、
夏のシェイクスピアは、ひっそりとした神秘的な雰囲気でした。
先週の大雨の影響で水量は多い方らしい・・・
5ヶ月前に、ここに来たのを思い返すと
いろんな感情がこみ上げてきて、
胸がいっぱいになりました。
冬は葉がないので、だだっ広く思えたのですが、
夏は木々が鬱蒼と生い茂り、ドローンを飛ばす隙間もない感じです。
木漏れ日が滝を照らし凄く美しい。
猛暑と急登・・・久しぶりの登山という三拍子が揃い
かなりヘトヘトだったので、
「ここから引き返そうよ・・・」っという気持ちもあったのですが、
隊長にそんな甘えは通用するわけもなく、
軽く昼食を食べると先へ進むことに。
ここまでの倍以上あるんですけど・・・ははは。
ここから先も綺麗な森だけど、アブ、メマトイ、ハエ、ブユなど虫が多い。
防虫対策はしっかりしときましょう。
シェイクスピアを左側から巻きました。
ここから更にガレ場が増えて、
先行者の落石が増えるのでヘルメットを装着。
今回の山行で1人100回は「ラク」と叫びました(^_^;)
僕らは、運良く当たらなかったですが、
後続者は常に注意が必要です。
大きな壁は巻きながらも、ほぼ大普賢岳への直登ルートを進んでいましたが、
越えられない壁が出現。
と言っても僕だけだが(^_^;)
ヘルニアの影響もあって左足があまり上がらなくなってきた・・・
ロキソニンを飲んで様子見る。
先行していた2人は懸垂下降で戻ってくれた。
右へのトラバースも考えたが、
20mと30mのロープでは確保が難しかったので
諦めて左から巻くことにしました。
ぱっくり真っ二つに割れた巨石があった。
木の根を掴んで真ん中を通過。
おそら日本岳(孫普賢)の直下あたりではなかろうか・・・
大きな壁にぶち当たる。
右は切れ落ちていて進めないので
ここも左へトラバースして巻いた。
しばらくすると、日本岳?のコルに到達。
山頂へ向かうフィックスロープが見えた。
おそらく日本岳へ向かうためのものだろう・・・
稜線をまたいで南側斜面を少し下ると、
やっと登山道へ出た\(^o^)/
やっと一安心。
「シダンの窟」の前で小休止
あとは、のんびり安全な登山道を下るのみ。
小一時間で無事に「和佐又山ヒュッテ」に到着。
連休の中日とあって、上のキャンプ場は満員でした。
午後6時前に和佐又山ヒュッテに到着。
もうヘトヘト・・・
今回のルートはこんな感じ。
友を偲んで登った今回の山行
僕自身、5ヶ月ぶりのハイキングで足慣らしもしていなかったので
心配だったが、仲間の励ましのおかげで
なんとか日暮れまでにゴールできました。
かなりしんどかったけど、
その分、楽しさや達成感も大きい良い山行でした。
次は、どこへいこうかな〜
動画↑
ヤマレコ↓
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