2015年2月10日火曜日

和佐又山スキー場 雪中キャンプ 登山 樹氷 2015


2015/01/31

奈良県の和佐又山に「雪中キャンプ登山」へ行ってきました。



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「和佐又登山口」のバス停付近に車を止めて、


今夜のキャンプ地、「和佐又山キャンプ場」を目指します。


ここの標高が約700m、目的地まで高低差450mほどです。




メンバーは、関西馬鹿野郎フィッシング倶楽部「山岳部」の


左から「ぶーちゃん」「デップさん」「僕」の3人。


3人合わせて60kgほどの荷物を担いで上がります^^




登山口に入ると、もう道路は雪がビッシリ。




途中何度か、地吹雪にあいました^^;


アイゼンを付けて、重い荷物を背負って上がるのは、ちょっと大変ですが、


ワイワイしゃべりながらだと楽しいです。


これが一人だと心細いだろうなぁ…




気温は0℃、しかし、登っているときは暑いので、フリースに薄いレインなどで十分です。


無雪期のコースタイムで1時間10分です。


僕らは、ちょうど2時間ぐらいで到着しました。




和佐又山ヒュッテで休憩。


キャンプ場の受付を済まして、テントの設営に取り掛かります。




地面を踏み固めて、整地したあとにテントを張ります。


かなり風が強く、一人で作るのはかなり大変だと思います。


今回ペグはこんなのを買ってきました。




コーナンで300円ほどです。


軽く太く大きいです。


これで雪の柔らかいところはしっかり固定できました。


が、当然ながらカチカチのところには入りません^^;


ショベルで少し掘って、ペグを横向きにして埋めるとしっかり効いてくれました。




これはデップさんが自作してきてくれた竹のペグ。


これがめちゃくちゃ強力。


ショベルで掘って埋めるだけでですが、どんな強風でもビクともしません。


何個か頂いちゃいました^^


大事に使わせて頂きますm(__)m




テントが立ったら、風が入らないように、裾を雪で埋めました。


本当は、少し掘り下げてからテントを立てたかったのですが、


積雪が30cmほどだったので、ちょっと掘ると土が出てきてしまうのです^^;




お次は夕飯の準備。


夕食はデップさんに全部お任せしてしまいました^^;


プリムスの分離型バーナー「ウルトラスパイダー」の出番です。






今回ガスは、SOTOのトリプルミックスを使用していましたが、


氷点下では火力がかなり落ちてしまい、鍋の水が沸騰しませんでした^^;


そこで、分離型だからできる裏ワザ「液出し」


ガス缶を逆さまにして液体のまま噴射させます。


火力大幅アップ!


ウルトラスパイダーめっちゃ欲しい(*´Д`)ハァハァ




ある程度できたら、テントの中で、お肉を入れたりして完成です。


僕はウインナーを焼きました(*‘ω‘ *)こんなのしかできなくてスイマセン




しかし、食べるときは人一倍大きな器ですw


めっちゃ旨い!今年食べたもので一番おいしかったです^^


雪の中でキンキンに冷やしたビールと、アツアツの鍋料理。


最高に幸せな瞬間(*‘ω‘ *)


デップさんご馳走様でした。





デップさんが今回持ってきてくれたテントは「クロノスドーム」の4人用


広いし、頭は押さえつけられないし、2~3人だったら超快適です。


少々重いですが、家族で分けて持てばいいですしね^^


我が家は横幅150cmあるので、1~2名だと余裕のはずなんですが、


ワンポールのため、両サイドの傾斜が結構きつくなります。


つまりデットスペースがかなり大きく出来てしまうので、実際はそんなに広く感じません^^;


 (※デップさんの写真を拝借)


夜中は見事に一晩中、吹き荒れました^^;


それもテントごと吹っ飛ばされるんじゃないかと思うぐらいの爆風。


雪は湿気のほとんどないシャンパンパウダー。


強風で埋めたはずのテントの裾の雪が全部ふっとばされてしまいます^^;


風が入ってきて顔が寒いので、埋め直したり、裾の上にショベルを置いたり、


落ちていた木の枝を置いたりしましたが、そんな程度じゃ話になりません^^;


ショベルもポーンっと飛んでいってします^^;


もうめんどくさくなって、そのまま寝ました^^;




今回僕が持って行ったシュラフはモンベルの「バロウバッグ#0」




夜中の気温が氷点下10度でしたが、体は全然寒くなかったです。


上は、長袖のシャツに、フリース、ダウンジャケット。


下は、ウールの靴下に象足、ステテコ、ダウンパンツです。


だけど、手が冷たい。


手は素手ですから、シュラフの中の温度がわかります。


そんなに温かくないんです。


よくよく考えてみると、シュラフの内部を温かくするのは、人間の体温。


ダウンジャケットやダウンパンツを着てシュラフに入ると、


体温がそれで遮断されるので、


ダウンジャケットとシュラフの間の空間は温まりません。


そこに、靴下1枚の足と、素手があると当然、手足、足先が冷えるのです。


ですので、シュラフのスペックに余裕がある場合は、


敢えて、薄着でシュラフに入る方が手足まで温度がいきわたり、


温かく寝れると思います。


今回僕は、時々外に出て雪掻きをしたりしたので、


ダウンジャケットのままシュラフに入り、手袋をして寝ました。


あと、象足ですが、これも履いただけでは足は冷たいままでした。


中に貼るカイロを入れると、もう全然違います。天国ですw


これから象足とカイロはセットにします^^


持ち物の詳細についてはこちら↓





翌朝、荷物はほとんどテントに置いたまま、


和佐又山の山頂へ向かいました。


無雪期のコースタイムで30分ほどですが、


雪だとなかなかの傾斜のところもあって1時間ほどかかりました。


なんとか無事に山頂に到着。






1344m 三等三角点 和佐又山山頂




木の枝に焼き板をひっかけて、こういうの作ってる人いるんですね。


いいなぁ・・・




帰りは、ヒップソリをしたりしながら、道なき道を適当に下り、40分ほどで降りてこれました。


テントを仕舞い、昼前に下山開始。




途中、ちょっとした氷瀑が何か所かありました。




前日よりは、雪が少なくっていて途中からアイゼンをはずしてザックに外付け。




こうして、無事に車の場所まで戻ってこれました^^


上り下り、ヒップそりなど、動画にしていますので興味のある方はご覧ください。




あと、今回の雪山装備の一覧を作ったので、


興味がある方は参考程度にご覧ください^^


http://tsugaike.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html



では~



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撮影



camera:

OLYMPUS OM-D E-M5
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em5/index.html


lens:

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/12-40_28pro/


photo edit:

Adobe Photoshop Lightroom3.6
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html


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