2018年8月16日木曜日

新型!NEMO ANDI アンディ 2P レビュー 比較


シングルウォールの軽量山岳テント

「NEMO ANDI 2P」を購入しました。

先週、雷鳥沢へ行ってきたので、

早速レビューしたいと思います。




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NEMO Equipment,Inc(ニーモイクイップメント社)は、


2002年にアメリカのニューハンプシャー州で創業した


アウトドアメーカーで、2012年頃から日本にも販路が拡大されました。


今回購入したANDI(アンディ)というテントは、


シングルウォール(幕が一枚のみ)で、


初代と二代目はスリーブ式でした。




NEMOといえば、この鮮やかなライムグリーン!


山で映えて凄くかっこいいです(*^^*)

初代 「ANDI JP 2P」


二代目「ANDI LS 2P」


見た目はソックリですが、


二代目は全体的に少し小さくなって、重量は500gほど軽量化されています。




そして、今回購入したのは2016年からの三代目で、


スリーブ式から吊り下げ式に変更になり、デザインも大きく変化しています。



三代目 現行型「ANDI 2P」



歴代モデルの比較


■最小重量 : 1.25kg(三代目)
        1.26 ㎏(二代目)
                    1.76kg(初代) 


■フロア : 220x142cm(三代目)
                 220x142cm(二代目) 
                 221x150cm(初代) 


■本体素材 : 20デニール(三代目)
                    20デニール(二代目)
                    40デニール(初代) 


■前室素材 : 15デニール(三代目)
                    15デニール(二代目)
                    20デニール(初代) 


■フロア素材 : 20デニール(三代目)
                       20デニール(二代目)
                       30デニール(初代) 


■室内高 : 97cm(三代目)
                 97cm(二代目)
                 107cm(初代)



シングルウォールなので、設営は非常に簡単。


テントの幕を広げて地面に置き、飛ばないように四隅をペグで固定、


2本のポールをクロスさせて四隅の穴に刺します。


あとは幕についているフックで、ポールに吊り下げるだけ。





状況に応じて適当に張り綱(ガイライン)を増やせば完成です。




一番の特徴は、シングルウォールなのに前室がついていることです。


オプションで前室を付けれるシングルウォールは見たことありますが、


元からついているのはANDIしか知りません。




前室を閉め切ったらこんな感じです。


前室の下の隙間が、NEMOのテントは他社より少し大きい感じがします。


恐らく、軽量化と通気性の為だと思うのですが、


雨や雪が強いときは、あまり前室の意味をなさないかも(^_^;)




前室のファスナーは上下に2つあって、上の方だけ開けることも可能。




つっかえ棒が付いていて、前室を閉め切ったままでも、


そこから外の様子を見ることができます。(星出てるかな?とか)




半分開けたままにするとこんな感じ。


もちろん両方開けたたままにすることもできます。




次は内部の紹介。


全体的に国産テントより少し広いです。


奥行きは142cmで、


ドマドーム2は120cm、ステラリッジ2とエアライズ2は130cm




サーマレストのマットを2つ敷いて、真ん中に少しスペースができます。


間口は220cmで、ドマドーム2、ステラリッジ2、エアライズ2が共に


210cmなので、これも10cmほどANDI 2Pの方が広いです。


欧米の方は大きいので、その分ということでしょうね(^^)




しかし、いつも二人でクロノスドームの4型(210cmX240cm)や


ドマドーム2(前室が室内みたいなもんなんで180cmX210cm)に


慣れている僕からしたら狭かったです(^_^;)





天井の高さは97cmなんですが、


これはテントの中央部の一番高いところの高さなので、


二人でそこには座れません。


少し端に寄ると80cmぐらいになるので、


頭が幕にあたって、ちょっと首が疲れました。。。


一人だと全く問題ないです。


ドマドーム2が108cm、ステラリッジ2とエアライズ2が105cmなので、


やっぱりちょっと低い気がします。


外人さんは、背は高いのに座高は低いからでしょうか(^_^;)ウラヤマ・・・




大型のザックに足を乗せたり、枕代わりにすると二人でも


十分の広さですが、


この日の夜間は雨も大丈夫そうだったので、グランドシートを前室まで


延ばして敷いて、そこにザックを置きました。




前室は中央部で80cmあり、しかも長辺側なのでかなり広いです。




短辺入り口のテント、例えばステラリッジ2やエアライズの場合、


内部の面積は長辺入り口のテントとそう変わらなくても、


前室の面積はかなり小さくなります。



※例



天井部には四箇所フックが付いていました。




ライトをかけるには、できれば真ん中に欲しいところですが、


四箇所あると、ロープを渡したりして濡れたものを乾かしたりすることも


できるので、これはこれで良いと思います。




入り口の下半分は、ファスナーで開閉できる通気口になっていて、




ファスナーもダブルなので、好きな大きさに開閉できます。




外側は虫が入らないメッシュになっていて、


暑いときや中でガスを使うときなどは、適当な大きさで開閉できます。


完全に閉めると風は入ってきません。





全開にしたら、下でまとめて止めておくことができます。




入り口と反対の長辺側の上部にも通気口がありました。




つっかえ棒が付いているので、挟むと広がって風が通ります。




外から見るとこんな感じ。




シングルウォールは密閉性が高いので、


閉め切ってしまうと、酸欠や一酸化炭素中毒で事故に合うリスクが


ダブルウォールに比べて高いです。


生地に透湿性や通気性があったとしても、雨や結露で濡れてしまったら、


その効果はなくなってしまいますから、物理的な通気口は多いほうが安心です。


あと、結露対策にもなります。



シングルウォールのテントを買うか悩んでいる方で


一番心配なのは結露だと思います。


僕もシングルは結露が多いと聞いていたので、


一番不安なポイントでした。


テントの中で雨が降ったとかいうのも聞いたことがあります(^_^;)




しかし、今回使ってみて拍子抜けでした。


この日の天候は、午前中から小雨が降っていて昼からは晴れました。


夜間は終始雲の中で、星も全く見えません。


湿度はかなり高かったと思います。


ですが、テントの内壁を手で触っても全く濡れませんでした。


少し、湿気ているかな?っという程度です。


二人で寝ているので呼吸も二倍ですし、


ダブルウォールでも結露で手が濡れてもおかしくない状況でした。


幕が透湿素材というもあると思いますが、


おそらく、ベンチレーターがかなり効率よく働いているのだと思います。


これは一番心配な点だったので、非常に満足度が上がるポイントでした(^^)





撤収は、設営よりもっと楽チンでした。


吊り下げているフックを外して、四隅のポールを抜くだけ・・・


クロノスドームの吊り下げフックは非常に固くて、


はずすのに力が要りましたが、ANDIのフックは片手でスッと外れてくれます。


心配なぐらい簡単に外れてくれるので、


もたつくことなく、パッパとあっという間に分解できました。





スタッフバッグは大きめで、畳まなくてもダウンシュラフのように


スルスルスルっと入ってくれます。


今まではテントが濡れていたら、大きめのビニール袋に入れて持って帰って干していましたが、


このスタッフバッグは防水ですので、今度からは適当にこれに入れようと思います。




袋には、星座表が付いていたり、ちょっと小洒落てますw


そして、この少し大きなスタッフバッグは、


なんとコンプレッションバッグなのです(^^)


クルクルって巻いていくと空気が抜けて非常に小さくなります。




最後はバックルでパチンととめて完成。


これで雨天の撤収後も小さいままザックに入れて持ち運べます(^^)


知らなかったんですが、防水のコンプレッションバッグって


結構安くで売っているので、


今使ってるテントのスタッフバッグをこういうのに


替えてみるのも良いと思いますよ↓






それにしても、僕の持っている他のテントは多少大きいスタッフバッグでも


こんなにスルスルと袋に入ってくれないのに何故だろう?


っと疑問に思ったんですが、


よく考えてみると、


このテントは床の部分(フロア)が非常に薄いからだと気づきました。


ドマドーム2とエアライズ2は40デニール、


ステラリッジは30デニールですが、


このANDIはなんと20デニール(^_^;)


ドマドーム、エアライズ、ステラリッジのフライシートよりも薄いのです・・・




なので、ゴワゴワした感じが全く無くスルスルスルっと袋に入ってくれます。


逆にいえば、あまりに薄すぎて心配です(^_^;)


厚さは強度と必ずしも比例しませんが、どう考えてもグランドシートは必須だと思います。


1.25kgと超軽量ですが、グランドシートは必須なので足した重量で


計算したほうが良いでしょう。


ドマドームやエアライズは40デニールとANDIの倍の厚さがあるので、


グランドシートなしでも、そこそこいけるような気がします。




これはテントを購入するときに見落としがちな点で、


本体の重量のみを気にしていまいがちですが、


軽くて丈夫なグランドシートを模索するのも大事なポイントだと思います。




どんなテントでも、汚したくないから必ずグランドシートを使うという人は、


テントのフロアが丈夫である必要はないので、


ANDIのような薄いフロアのテントが良いと思います。





今回、僕が使ったグランドシートはいつものコレです↓





NASAが開発した素材らしく非常に丈夫です。


内側は銀色になっているので万が一ビバークする際にも


体にまとうことで輻射熱を逃さない効果もあります。





今回は立山の「雷鳥沢キャンプ場」という、


あまりボコボコしていなくて、ペグもしっかり効くところで試しました。




天候も雨や雪ではなかったので、過酷な状況ではありません。


それを踏まえた上で、購入の参考にしてみてください(^^)


ではぁ〜





P.S.


帰ってから、念のために干すことにしたんですが、


今までのダブルウォールは、インナーとフライシートの2つを干さないといけなかったので、


ベランダで同時には難しく、


近くの公園でテントを組み立てて干したりしていましたが、


シングルは一枚なので、家のベランダの物干し竿に


シーツなどと同じように掛けて干すだけ・・・


めっちゃ楽でした(^^)








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