最近、体型が変わって、
サイズが合わなくなってきたので、
登山用の大型ザックを新調しました。
購入したのは、ミステリーランチのビッグマウンテン。
第一回レビューです。
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ミステリーランチ ビッグマウンテン レビュー
ミステリーランチ ビッグマウンテン レビュー(其の二)
Gregoryのパリセード80を使うこと、はや四年。
大した回数使っていないのに、お別れすることになりました^^;
ウエストハーネスがブカブカで全く腰で支えられなくなってしまったので^^;
またグレゴリーにしようかなぁ・・・と思っていたのですが、
以前から気になっていたミステリーランチのビッグマウンテンを
A&Fで発見!
あまりの出来の良さの衝動買いしてしまいました(^_^;)
カラーは、黒と青と赤の三色展開。
パリセード80は地味な色だったので、今回は少し派手な赤にしてみました。
まずは、ミステリーランチをご存知ない方も多いと思うので、
簡単にメーカーの説明をします^^
80~90年代半ばにかけて、Gregoryとならぶザック界の巨頭として有名な、
デイナ・デザインの創業者「デイナ・グリーソン」。
(左:デイナ・グリーソン 右:息子)
彼が2000年に商業用とは別に、
米軍特殊部隊の官給品専門のメーカーとして
立ち上げたのが、ミステリーランチです。
米軍特殊部隊や、消防、レスキュー部隊のザックとして正式採用されました。
イラク・アフガニスタン戦争の映像で見たことある方も多いのでは。
特徴は、その個性的なデザインと使い勝手の良さ、
どれだけ雑に扱ってもビクともしない素材の耐久性。
繊細に調節でき、背中全体で荷重を支える特許取得の背面パネルです。
数年前から、一般への発売も開始しラインナップも充実。
コアなザック専門メーカーとして人気を博しています^^
街使いでも人気がありますので、
興味がある方は、全ラインナップをどうぞ↓
http://www.mysteryranch.jp/(メーカーHP)
この「ビッグマウンテン」というモデルは、
登山用の大型ザックとして2014〜2017年まで発売されたモデルです。
ミステリーランチは、まだ登山ザックメーカーとしての知名度が低い為、
ネットで検索しても、殆どレビューがありません^^;
購入を検討している方の参考になるように、
細かく書いていきますね。
大きさは65Lと表記されていますが、
ポケットを全て足すと、
グレゴリーの75~80Lぐらいの容量があると思います。
まず、特徴的なのが、真ん中がパカっと開くセンタージップです。
一気室で、非常にパッキングし易そうです。
二気室が良いと思う方もいると思いますが、
中途半端な間仕切りがあると縦に長いものなどが入れづらく、
僕は一気室のほうが使いやすいです。
背中側にはハイドレーションの容器を入れるポケットが付いています。
背面のフレームはパリセード80に比べると細いです。
しかし、外側の背面パネルには、金属の平たいプレートが入っていて、
剛性はしっかりしています。
また、「フューチュラヨークシステム」という特許取得の仕組みで、
使用者にピッタリの背面長に繊細な調節が可能となっています。
興味がある方はご覧ください。
フューチュラ ヨークシステム
素材にも、細かいこだわりがあり、
生地は、500デニール コデュラナイロンという
非常に防水性、耐久性に優れたナイロンを使用しています。
生地、フレームの素材については、こちら↓
http://www.mysteryranch.jp/fabric-materials/
内側は防水コーティングされていて、
全てのジッパーに、止水ジップを使用するという徹底ぶり。
少々の雨ではザックカバーの必要がありません。
っていうか全く要らないかも(^_^;)
左右のウエストハーネスには大型のポケットが付いていますので、
スマホやカメラを入れておけます。
フロント部分にズドーンっと長く大きな2つのポケット。
これもミステリーランチの大型ザックの象徴的なデザインです。
これがめっちゃ便利そう。
僕がこれを選んだ理由の一つでもあります。
他社のザックのポケットは、平面的なものがほとんどで、
ザックの中に物をパンパンに詰めた状態だと、
ポケットの厚みが内側から圧迫されて、使えなくなってしまうのですが、
ミステリーランチは立体縫製されているので、
ザックの中身の量に関係なく、外側のポケットが使用できます。
例えば、
このようにヘリノックスの椅子がスッポリ入ってくれる容量が左右にあるので、
雨具など、すぐに出したいものをタップリ入れることができます。
天蓋も同じく立体縫製なので、ザック内にたくさん入れても、
それとは関係なしにタップリ入れることができます。
パリセード80はザック内をパンパンにすると、
天蓋にはハンカチぐらいしか入りませんでした・・・
ただ、この立体縫製は技術的に手間がかかるらしく、
こういう部分が値段に表れているようです。高いですね(^_^;)
天蓋のジッパーは写真のように二か所あります。
中は仕切られているので、繋がっていません。
ショルダーハーネスには、左右両側に、
ハイドレーションを固定しておくゴムが付いています。
ミステリーランチのザックのデメリットは、
生地の素材が分厚いので、
ザックの自重が多少重くなってしまうということ。
ビッグマウンテンは2400gです。
パリセード80が2800gだったので、軽くなっているのですが、
ウエストハーネスの剛性などは、
明らかにパリセードがしっかりしていましたので、
単純に比べることはできないと思います。
グレゴリーの「腰で支える」というコンセプトと、
ミステリーランチの「背中と腰の全体で支える」というコンセプト。
どっちが優れているのか?
今月予定している山行で体感してきますので、
後々またレビューします^^
-PS- 2016/9/13
追加記事をUPしました。
下記にリンクがあります。
↓
http://tsugaike.blogspot.jp/2016/09/mystery-ranch-big-mountain.html
値段は少々高めですが、
20年使える耐久性を考えたら安いかも知れません^^
ではぁ~
MYSTERY RANCH
http://www.mysteryranch.jp/
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