翌朝は、天気はくもり。
さっそく準備をして、今回の目標「奥大日岳」への登頂を目指します。
奥大日岳は、立山連峰から派生する大日尾根にある山で、
大日三山(大日岳、中大日岳、奥大日岳)の主峰です。
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AM.7:20 雷鳥沢キャンプ場を出発。
ザックの中には、飲料水と行動食、雨具とエマージェンシーキット、
カメラと三脚、比較的軽装で出発です。
立山は雲の中・・・さようなら~
キャンプ場の側には、まだ雪が残っていますが、
今回のルート上には、雪渓はないので、アイゼンは要りません。
キャンプ場の階段を降りると、すぐに浄土川を渡る橋があります。
剣御前、別山、劔岳方面へ向かうのと同じ方向に進みます。
しばらく川沿いを歩くと、剣御前方面と大日方面への分岐にでます。
ときどき間違って剣御前まで登ってしまう人がいるそうですが、
悲惨なことになるので、気を付けてください。
大日方面へ進むと、木道にでます。
木道は歩きやすいし、
両サイドに咲く高山植物を見ながら、気楽に歩けます。
振り返ると、もうキャンプ場が小さくなってます。
まだ15分ほどしか歩いてません^^ 木道最高w
左手には「雷鳥沢ヒュッテ」と「ロッジ立山連峰」が見えます。
煙がモクモク出てるのは、地獄谷です。
あっという間に、木道はおわり(;・∀・)
ここから、稜線に出るための急登になります。
さっきよりも、かなりキャンプ場が小さくなりました。
この山は、夏休みの土曜日でも、比較的空いてる方だと思います。
奥大日岳から引き返さずに、そのまま進んで、
大日小屋で一泊して、美女平方面に下山する人も多いとか。
8:00 登り始めて40分で稜線に出ました。
ここが「新室堂乗越」です。
なかなか良いペースで来ました。
地獄谷、室堂ターミナル、一の越、雄山、大汝山、富士ノ折立、
真砂岳、別山、雷鳥沢、ぜーーんぶ一望できる大パノラマです。
逆に目を向けると、目的地の奥大日岳が見えますし、
雲がかかっていましたが、劔岳も晴れていれば見ることができます。
登山が苦手な方でも、ちょっと頑張ってここまでくれば、
360度の絶景が見れますよ^^
一息ついて、先へ進みます。
絶景を見ながらの、なだらかな稜線歩きで、
弾むような気持ち。
北側の雲海から毛勝三山が顔を出してました。
徐々に高度をあげて、室堂乗越に到着
しばらく休憩していると、雲がみるみる晴れていきました(*'▽')
立山にかかっていた雲も、あっという間に晴れていきます。
歩いてきた稜線が美しい(*'▽')
美女平から室堂までの高原バスが見えます(*'▽')
バスは、こんなところを登ってきてたのかぁ・・・と、しみじみ^^;
そして稜線の北側には、どどーーんと「劔岳」が登場。
山頂にかかっていた雲も徐々に晴れてくれます。
あ~もうこれだけでも、ここに来て良かった(;・∀・)
「岩と氷の殿堂」「針山地獄」などなど、数々の異名をもつ、
日本最高難度の山、それが「劔岳」。
見えている左側の尾根の向こう側には、
高低差2300mを誇る「早月尾根」があるんですねぇ(*´Д`)ハァハァ
登り口には、「試練と憧れ」の石碑。
僕の一つの目標です。
しばらく進むと「カガミ谷乗越」にでて、
そこからは最後の急登が始まります。
その急登を登りきると、
あとは、山頂へ向けての稜線歩きです。
あっそうそう、奥大日岳の本当の山頂は、
少し手前にあるんですが、
危険だそうで、立ち入り禁止になってます。
稜線に出たところで、左右に道が分かれているので気を付けてください。
分岐点から10分ほどで、ついに到着。
やったー!
10:30 日本二百名山 奥大日岳(2611m)登頂('◇')ゞ
休憩と撮影をしながら、コースタイムの30分遅れ。
結構いいんじゃないですか^^
山頂では皆さんランチタイムのようです。
僕らは行動食しか持ってきてないので、ちょっと後悔・・・
立山では、作ったり、食べたりする元気もなかったので、
今回は、喉に通りやすい行動食を多めに持ってきました。
カロリーバーや、ゼリー飲料をスタミナ不足にならないように、
1時間弱の間隔で小まめに摂取しましたが、
結果的にイマイチでした。お腹が空きます^^;
カロリーは確かにあるんでしょうけど、
米などの炭水化物と違い、消化吸収が早いので、
持続性がまったくありません。つまり腹持ちが悪いのです。
家に帰ったら3kg痩せてました^^;
軽快に登ってきた登山に慣れてそうな人は、
稲荷寿司を食べてました。
2人で、「あれやわ!今度から絶対稲荷やわ!」(; ・`д・´)っと。
しっとりしていて、揚げがタンパク質。
米は炭水化物。塩分も、糖分も含まれていて、
酢飯なので、痛みにくい・・・
完璧やん(-ω-)/
帰りは来た道を、雷鳥沢に向かって黙々と下ります。
でもこれが結構きつい。
そんな急な下りではないんですが、スタミナも切れてきますので・・・(*´Д`)ハァハァ
疲れたとこに木道はやっぱり最高(*'▽')
最初に渡った橋を越えると、雷鳥沢キャンプ場に到着
13:20に無事に雷鳥沢キャンプ場に到着
往復、6時間でした。
コースタイムが往復5時間なので、休憩や撮影で一時間ぐらいとして、
良いペースで行けたと思っています。
荷物が軽いし、高低差が少ないのも大きな理由ですが^^;
帰りは、「しんどい~もう嫌~」と言いつつも、
このペースで付いてきた彼女も
前回の立山、乗鞍岳より、成長しているようです^^
これぐらいの時間に帰ってくると、余裕があっていいですね。
温泉入ってビールで乾杯。 幸せですw
登山て、登っているときは、「もうヤダ・・・」
帰ってから「良かった」ってことが多いですけど、
ここは、登っているときも、 景色もが良く、
凄く楽しいコースでしたよ。
奥大日岳の山頂から雷鳥沢まで戻ってくるより、
そのまま大日岳の手前の大日小屋まで行ってしまう方が
コースタイムも短いし、大日三山を制覇できるので、
そういうルートでも、また機会があれば登ってみたいと思います。
では~
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撮影
camera:
OLYMPUS OM-D E-M5
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em5/index.html
lens:
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/12-40_28pro/
photo edit:
Adobe Photoshop LightroomCC
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html
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