お盆休みに立山三山の浄土山(2831m)へ
登山に行ってきました。
天候もギリギリセーフ。ドローンでちょっぴり空撮も(^^)
関連記事:
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8月11日(土)
立山黒部アルペンルートの立山駅に車を止めて、
午前8時半のケーブルカーで美女平、
そこからバスに乗り換えて
約一時間で立山、剱岳登山の起点となる「室堂」へ到着。
※アルペンルートについては、上の関連記事(過去記事)を御覧ください。
この日は「山の日」とあって、富山県警とJA富山の「ゆるキャラ」が
出迎えてくれました(どっちも頭のカタチが山だw)
残念ながら小雨が降っていて景色は全く見れません・・・
晴れていれば、こんな感じで正面にドドーーンと立山の勇姿が見えるのですが(TOT)
※前回の奥大日岳登山のときに撮った写真
室堂ターミナルでは山の日のイベントが開催されていたんですが、
天気がイマイチなので、来客者もまばら(^_^;)
僕らも雨の中登るのは嫌だし、
昼頃には雨も止む予報だったので、しばらくここで時間を潰すことに・・・
折り紙に願い事を書いて、神の使いである「雷鳥」の形に折ると、
雄山神社でお祈りをして炊き上げてくれるとか(^^)
民芸品や特産品などのお店もたくさん出店していました。
11時頃には雨もやみ、少し晴れ間も見えた始めたので
大きなザックは室堂ターミナルにデポして登山開始。
今回のコースはこんな感じ・・・
「室堂」→「室堂山展望台」→「浄土山」→「一の越」→「室堂」→「雷鳥沢野営場」
というコースタイムで約4時間半の「お手軽プラン」・・・っと思ってましたが(^_^;)
室堂山展望台までは、道もなだらかで歩きやすいので観光客も多いです。
少し登るだけでも、素晴らしい絶景を見ることができます(^^)
1時間半ほどで室堂山展望台へ到着。
観光客で賑わっていましたが、完全に雲の中で全く景色は見えません(*_*)
来た道を少し戻り、浄土山への分岐から急登に入ります。
この辺りの日陰は、一年中溶けない万年雪が残っています。
室堂山展望台を見下ろしてみると、
さっきまで曇っていたのに、ちょっと晴れ間が見えてきました。
浄土山の山頂へ向かうコースは大きな岩がゴロゴロしてます。
もうこの時点で祐子のライフはゼロに近いので、
荷物を持たされることに・・・・
ザックの2つ担ぎ、ストックは4本持ち・・・・
接待登山やん(*_*)
こんな感じの岩ごろコースなので、祐子は手を使って登ります。
酸素が薄いということもあって、かなりしんどそうでしたが、
なんとか2時間ほどで山頂らしき場所に到着。
なにやら大きな建造物が・・・
近くで見てみると「軍人慰霊碑」と書いてあります。
帰ってから調べてみると、
この慰霊碑は、日露戦争で戦病死された富山県出身の将兵2595名(第9師団歩兵第35連隊)を祀ったもので、
明治42年(1909年)に建立され、平成17年(2005年)に再建されたものだそうです。
少し先に三角点がありました。
ここが立山三山の浄土山北峰山頂(2831m)
さっそくドローンを飛ばして空撮(^^)
5年前に登った立山の雄山と一の越の稜線が一望できます。
三脚代わりで自撮りできるのもドローンの便利なところ(≧∇≦)/イェイ
撮影を終え少し先へ進むと、龍王岳が見えてきます。
少しこぶりな剱岳って感じの急峻な岩山です。
この龍王岳の山頂は危険なため登山ルートにはなっていなくて、
ロッククライミングでのみいけるバリエーションルートです。
いつか登ってみたいなぁ・・・
浄土山北峰から5分ほどで浄土山南峰(2830m)に到着。
ここには富山大学の立山研究所がありました。
ここから見える立山は超絶景(*_*)
目を凝らしてみると、一の越から雄山山頂に向けて、
群がるアリのように人が登っていくのが見えます。
5年前にあそこを登った時のこと・・・
ご来光に間に合わず、しんどいし、恐いしで、
少し落ち込んで登っていたのですが、
ふと振り返ったときに目に飛び込んできた絶景に、
何故か、ふと涙がこぼれたのでした。
これがそのとき撮った写真です。
あのとき見た絶景の中に今自分がいるんだなぁ・・・
と思うと、少し不思議な気持ちになりました。
こちらは三年前に登った「奥大日岳(2611m)」から撮影した「浄土山」の写真。
綺麗なカタチの山ですね〜(^^)
浄土山南峰から一ノ越山荘へ向かう道は、
別山、剱岳が見える絶景の稜線です。
この日も剱岳がチラチラ見えてたんですが、カメラを向けると雲の中(*_*)
15時45分に一の越山荘に到着。
2人ともかなりヘロヘロですw
一段一段が大きくて、思ってたよりしんどいんですけど(≧ω≦。)プププ
一ノ越山荘で菓子パンを買って食べて、急いで下山開始。
室堂でデポした荷物を回収して、雷鳥沢野営場までコースタイムで2時間。
ヤバイ・・・雷鳥沢でお風呂に入れなくなる(*_*)
遠くに見える雷鳥沢キャンプ場・・・・
このままでは絶対間に合わないので、
ゆうこは室堂へ寄らずに直接雷鳥沢へ、
僕だけ走って室堂まで行って、荷物を二人分回収して雷鳥沢で合流する作戦に変更。
20kg以上あるし・・・あーしんど・・・
みくりが池の辺りで、ゆうこに追いついたけど、
時計を見ると雷鳥沢ヒュッテの温泉が閉まる6時半まで残り45分・・・
テントの設営をせずに直接向かえば、なんとか間に合うか・・・
なんて息も絶え絶えで考えていたら、
眼の前に「雷鳥荘」が・・・・ 雷鳥荘までなら20分で行ける。
電話して聞いてみると、なんと7時半までやってるとかw
急いで走らんで良かったやんorz
というわけで、雷鳥荘でお風呂に入ってから、
雷鳥沢へ最後の下りを降りることに。
ちなみに雷鳥荘のお風呂は、めっちゃ綺麗です。
凄く広いし綺麗でシャワーも完備。
階段地獄を我慢できれば、ここが温泉では一番かも。
雷鳥沢での入浴についてはこちらの過去記事を参考にどうぞ
雷鳥沢キャンプ場 温泉 入浴 (雷鳥沢ヒュッテ ロッジ立山連峰) について
雷鳥荘の前から雷鳥沢キャンプ場が一望できます。
よく勘違されてる方がいますが、
「雷鳥沢」というのは、別山から真下に伸びる下の写真の左側の沢のことで、
右側の大きな沢っぽいところは、名前がついていないようです。
水も枯れているので、沢っぽいけど沢じゃないんでしょうね(^_^;)
さすがお盆休み・・・ テントがぎっしり(^_^;)
なんとか、明るいうちに雷鳥沢キャンプ場に到着。
1人1泊500円。お水とトイレは使い放題。
うちもテントを張りました。
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徹夜で運転して登山もしたので、
晩御飯を食べたら2人とも即寝(^_^;)
丁度、ペルセルス座流星群が見れる日だったようですが、
夜中に起きて外を覗いたら雲の中でした。残念(*_*)
天気が良ければ、僕だけ夜中から「別山」に登って
立山三山をコンプリートしようかと思っていたんですが、
すっぽり、雲の中なのでノンビリ寝ることに・・・
とはいえ、山の朝は早いので5時頃には周りがザワザワ・・・
うちも朝食を食べて、そそくさと帰る準備。
今度は2人で別山に登って、2人で立山三山をコンプリートしましょうかね。
さようなら〜
昨日登った「浄土山」を眺めながら、階段地獄を上ります。
横に血の池地獄とかあるし、
まさに地獄の亡者が極楽浄土を眺めてるかのよう(≧ω≦。)プププ
日頃から運動不足で、高山病にもかかりやすい
ゆうこにとっては、今回も結構しんどい山行だったようですが、
それでも一歩一歩めげずに歩いて登りきりました。
別山が登れなかったのは、ちょっと残念でしたが、
旅はちょっとやり残したぐらいが丁度よいのです。
また来る楽しみができましたから(^^)
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