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OLYMPUSから去年、E-M1と同時に発売された大口径標準ズームレンズ
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」
大口径標準ズームはシステムの中核、各メーカーの顔となる一番重要な一本ですが、
なぜかマイクロフォーサーズ規格(以下M.フォーサーズ)では
オリンパスから今まで出ていませんでした。
(Panasonicからは12-35mmF2.8が出ています)
定価は税込115,560円とM.フォーサーズのレンズとしてはかなり高額の部類ですが、
他社の純正標準ズームに比べたら半値ほどです^^;
今回、乗鞍岳に登山に行く予定があったので、思い切って購入しました。
レンズのクラスはオリンパスの最高クラス「PRO」シリーズ。
(非球面EDレンズ1枚,非球面レンズ2枚、DSAレンズ1枚、EDレンズ2枚 HDレンズ1枚 HRレンズ2枚)
高級レンズをこれでもかというぐらい、惜しみなく組み込んできています(*´Д`)ハァハァ
外装はすべて金属で非常に高級感があります。
重量は382g
M.フォーサーズのレンズとしては、ずっしり重いですが、
フルサイズ、APS-Cの大口径標準ズームだと倍ぐらいはあるので、十分許容範囲です。
E-M5とドッキング(*´Д`)ハァハァ
ちょっとグリップが悪い気もします^^;
外付けグリップを買おうかしら・・・^^;
以下、ヘタクソなインプレです^^;
(写真をクリックすると、もう少し高解像度の写真が表示されます。)
「雲海に浮かぶ八ヶ岳」 40mm F4.5 1/25 ISO200
「ご来光 畳平」 40mm F9 1/200 ISO200
2枚とも40mmのテレ端での撮影です。
単焦点の40mmと比べるのは酷ですが、かなりシャープで色彩も素晴らしいです。
コントラストは強めで、ほとんど補正するところがありません^^;
抜けも非常に良いですね。
「朝」 12mm F5 1/1000 ISO200
ワイド端12mmの逆光です。
右にゴーストが出てますが、これはレンズプロテクトをつけたままのせいです。
「嶺を目指す」 36mm F5 1/800 ISO200
「雲上の世界」 31mm F3.5 1/2500 ISO200
「高山の花畑」 40mm F5.6 1/400 ISO200
40mmでF5.6とそこそこ絞ったつもりだったんですが、
手前の部分はちょっとボケてます^^;
F9まで絞っても、画質に影響がほとんどないので、今度から思い切って絞っていきます^^;
「雷鳥」 40mm F4 1/400 ISO200
なかなかよく撮れてるでしょ。
実はかなりトリミングしてます^^;
元の写真は↓
このレンズAFも激速なので動く被写体でも比較的楽に追いかけられますが、
それよりトリミングしてみてビックリ。
この大きさに拡大しても雷鳥の模様まで繊細に描写されています。
このレンズかなりシャープです。
「流木」 12mm F5.6 1/15 ISO200
特に広角は本当に素晴らしい。
線が細く、繊細、ダイナミンクレンジが広く、明暗の諧調が綺麗に表現されている。
広角特有の歪みもまったく無い。
広角の明るいレンズは単焦点でも、いい値段しますが、
それを買うよりこちらの方がかなりお得ですね。
「清流」 40mm F3.2 1/2500 ISO200
テレ端ですが、前ぼけ、岩陰の明暗、水の粒状感、僕の評価では
どれも文句なしです。
「飛騨牛の握り」 30mm F2.8 1/1250 ISO200
お待たせしました、やっと開放F2.8です。
今回は外での撮影が多かったので、なかなか開放の出番が^^;
背景がうっすらわかる程度にボケてますね。
羽根7枚の円形絞りを採用しているので、やわらかい自然なボケ方をします。
このレンズのすごいところは、
接写が12mm側で20cm、40mm側ではなんと7cmまで寄って写せるのです。
最大撮影倍率は35mm換算でなんと0.6( ゚Д゚)
マクロレンズとまではいきませんが、切り替え無しでこの倍率は恐るべき数値です・・・
「納涼」 31mm F2.8 1/250 ISO200
そして、このレンズが「PRO」の名前がついてる理由の一つは防塵防滴仕様です。
E-M1、E-M5と組み合わせれば、
少々の雨や、水滴が付くような場面でもまったく気にせず撮影できます。
マクロ性能については、こちら↓
「太郎」 34mm F3.2 1/400 ISO200
ちょっと絞ってみましたが、
ピントのシャープさに関してはほとんど開放と同じです。
っていうか、開放でもシャープ過ぎます^^;
まったく絞る必要ナシです。
M.フォーサーズは、単焦点レンズのラインナップが非常にハイレベルで、
標準ズームは、フォーサーズのレンズを持っていますが、
あまり使わず、ほとんど単焦点をメインで使ってきました。
しかし、この標準ズームの登場で、単焦点の出番が一気に減りそうです^^;
ズームリング、フォーカスリングともに、非常になめらかで、
気持ちの良いフィーリングです。
フォーカスリングを手前に引くことで、
瞬時にマニュアルフォーカスに切り替えることができます。
L-Fnボタンもレンズに搭載されているので、いろんな機能を割り当てることができます。
実売価格は新品で8万ほど、オリオンのポイントを貯めていたら
6万8000円ほどで手に入ります。
オリンパスのレンズにはいつも付いていないレンズフードもセットです。
12-40mmでマクロまで使えて、F2.8通しで、防塵防滴で、AFは激速で、
画質は単焦点のハイクラス。
まさに全部入りです。
高いようでよくよく考えてみればお得感満載。
厳しい評価の多い「価格ドットコム」で4.96(5点満点中)という
高い評価を受けているのも納得です。
厳しい評価の多い「価格ドットコム」で4.96(5点満点中)という
高い評価を受けているのも納得です。
M.フォーサーズのユーザーは買って損のない逸品だと思います。
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撮影
camera:
OLYMPUS OM-D E-M5
lens:
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
photo edit:
Adobe Photoshop Lightroom3.6
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html
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