9/6(Fri)
夜10時半に、大阪市内の自宅を出発して、
近畿道(八尾IC) → 第二京阪 → 京滋バイパス → 名神 → 北陸道(立山IC)
を乗り継ぎ、下道を約40分。
ようやく立山黒部アルペンルート「立山駅」に到着したのは、午前5時頃でした。
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立山駅は標高475m
富山側から車でアルペンルートに入る始発駅となります。
夏山シーズンは、ほぼ終了ということで比較的空いていました。
朝一番、6:40発のケーブルカーのチケットを購入するために並びましたが、
結局30人ほどしか並んでなくて、並ばずとも大丈夫だったようです^^
目的地の「室堂」までの往復チケットを購入。
大人往復1枚で¥4190-です。
JAFの会員は一割引きで¥3770-です。
彼女と2人で7540円。
ちょっと高いなぁと思われるかもしれませんが、
実際乗ってみたら逆に「安いなぁ・・・・」と思えます^^
乗車15分前に改札前に並びました。
この時間から乗る人は、登山が目的の人が多いようです。
ケーブルカーに乗って、「美女平」駅に向かいます。
朝一便は満員で座れませんでしたが、
10分ぐらいなので問題なし。
大きな荷物は無料で外の貨車に乗せてくれます。
美女平(997m)からは、バスに乗り換えます。
「立山・黒部アルペンルート」は、
ケーブルカー・バス・ロープウェイなどを乗り継いで、
富山県の立山から長野県の大町まで
北アルプスを横断するのです。
バスは全員座れる定員制です。
目的地の「室堂」まで約50分。
10kg以上の荷物は300円でトランクに入れる規則です。
彼女の荷物は微妙なところでしたが、膝の上はしんどいので、
300円払ってトランクに入れてもらいました。
バスの一番前にあるテレビでガイドビデオが流れます。
できれば前の方に乗った方がいいです。
道はひたすらヘアピンカーブ( ゚Д゚)
室堂駅のある標高2450mまで、約1500mも登って行くのですから、
まぁこうなりますよね^^;
酔いやすい人は「酔い止め」をお忘れなく・・・
ケーブルカー+50分もバスに乗って2000m近く登ることを考えたら
大人片道2000円程度は安く感じてしまいます^^;
午前8時ようやく「室堂」に到着。
アルペンルートはまだまだ続きますが、
僕らはここまで。
この室堂という場所は、「立山」の標高2450m地点で、
雄山、劔岳をはじめとする
数々の名峰が連なる北アルプス立山連峰への
登山の起点となる場所です。
天気は、あいにくの曇り空。
っというより雲の中です。
今にも雨が降りそう・・・^^;
それでも、たくさんの方でターミナルは賑わっています。
まだ乗り物に乗っただけですが、記念撮影('ω')
ちょうど、この日は「立山黒部アルペンフェスティバル」という
イベントを開催していました。
登山で有名なアウトドアメーカーがブースを出して、
即売会や展示会をやっています。
10:30からマムートのブースで、
「マム男」を先着30名がもらえるイベントをやるそうなので、
とりあえず、お茶と買ってきたパンで時間をつぶします。
そして見事に「マム男」を2個GET(*´ω`)
テントもたくさん展示されていました。
未だに決めきれずにいたので、じっくり選んでやろうと思った矢先・・・・
土砂降りの雨((+_+))
一旦、室堂駅の中で雨宿り・・・
こんなのを見つけました。
今年の遭難発生図です・・・
明日登る予定の「一ノ越」に黄色い印がいっぱい付いてる( ゚Д゚)
はい。不安になりました(-ω-)/
雨が一向にやむ気配がないので、ザックカバーをして、
レインウェアを着て雷鳥沢キャンプ場へ向かうことにしました。
キャンプ地の「雷鳥沢」へ向かう途中、
「みくりが池」の畔にある
「みくりが池温泉」に立ち寄ってランチタイム。
彼女は富山名物の深海魚「げんげ」の天麩羅が入った「みくりが丼」
僕はパワーフードの定番「カツカレー」
お腹が空いてたので、めっちゃウマイ(*´ω`)
店も綺麗で、すごく美味しかったです。
また帰りにも寄ったので、詳しくは後でご紹介します。
そして、ここの食堂の壁に貼ってあった地図が素晴らしい!
凄く立体的でわかりやすい。
パシャリと頂きました^^
これから度々、これを登場させます^^
右の丸、室堂から歩き出して、左の雷鳥沢キャンプ場を目指しています。
雷鳥沢キャンプ場のある標高2280mまで下りの道です。
土砂降りの雨で石畳の道がつるつる滑ります。
これは帰りに撮った写真ですが、道が赤茶けています。
となりの地獄谷から温泉水が噴出している影響なのです。
だから余計に滑ります((+_+))
雨の日はくれぐれも慎重に・・・
みくりヶ池温泉から歩くこと20分ほどで
「雷鳥沢キャンプ場」に到着しました。
ここでも、立山フェスのブースが少し出ています。
しかし、雨でそれどころではありませんでした^^;
とりあえず、管理練で入山届とキャンプ場の手続きを済ませます。
ここは、大人1人1泊500円。
僕たちは2泊の予定なので1000円X2です。
2泊目以降は何泊しても料金はかわりません。
トイレと水の使用料も含まれています。
宿泊しないでトイレだけ使う方は1回100円です。
ケシュアのテントを持ってきたので広げるだけで、あっという間に完成です。
とりあえず、荷物をぶち込んで一息つきます。。。
昨夜から、寝ていないので眠気もMAX。
晴れれば今夜の2時ごろから登山を開始する予定なので、
さっさと夕飯を済ませて寝ることにしました。
今夜は焼肉、米もアルファ米ではなく、普通に炊きました^^
ここはアクセスが楽だからいろいろ持ってこれますね。
ビールは高山病が恐いのでノンアルコールですが^^;
外は相変わらず土砂降りの雨・・・
っていうか、天気図を見ると、
それると思っていた台風が直撃です^^;
もうこの時点で、翌日の登山は諦めました。
回復する見込みはなかったので・・・
あっそうそう、
このテントは横幅が150cmあるので、
普通の山岳テントの2人用と比べると、ちょっと大きい部類に入ると思います。
2人でサーマレストのマットを敷いて、真ん中にスノーピークのオゼンが
ちょうど置けるぐらいの感じです。
今回の山行に向けて、どのテントを買おうか、
かなり悩んだのですが、
一番の候補だったのがMSRのHabahabaHPの横幅が124cm。
買わなくてよかった^^;
初心者の僕らには150でも狭い^^;
土砂降りの風雨で前室も使えない状態、
大きなザックが二つもあると、150あっても2人でギリギリ・・・
いい勉強になりました。。
雨天での停滞なども考えて、
一個目の山岳テントは、少々重くても150cmより大きいのを買うことにします('◇')ゞ
この夜は、台風直撃の凄まじい暴風雨で、
夜中に何回も目が覚めました。
テントが左右にあおられまくりです。
今回持ってきたうちのケシュアはポップアップなので、
どんなに強風が吹いても
ビヨーンっと曲がるだけで、すぐに元に戻ります。
ペッシャンコになるぐらい風で押さえつけられましたが、
まったく無傷でした。
恐らく、どんな強風でも構造的に折れることはないと思います。
しかも、バケツをひっくり返したような土砂降りにも
かかわらず、まったく浸水無し。
そして一番びっくりしたのが、結露がほぼ無いことです。
翌日、となりに張っていたステラリッジ1型のおっちゃんは、
テントの骨組みは何ともないけど、
雨の湿気で結露がひどくて、
シュラフカバーなしではキツイとおっしゃってました。
翌朝、8時ごろ外を見てびっくり・・・
みーーんな帰ってしまい残ったテントは、
うちのを合わせて5つほどだけ・・・
立山フェスのブースも全社撤収してました^^;
昨晩の暴風でテントが壊れてしまい、
小屋へ避難した人もいたようです。
改めて山の天候の厳しさを知った初日でした^^;
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Quechua(ケシュア) 2 SECONDS XL インプレ
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立山縦走 登山 ② (雷鳥沢~一ノ越) 2013/9/7
立山縦走 登山 ③ (一ノ越~大汝山) 2013/9/8
立山縦走 登山 ④ (大汝山~大走~雷鳥沢) 2013/9/8
立山縦走 登山 ⑤ (雷鳥沢~室堂) 2013/9/9
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撮影:
FUJIFILM X10
iPhone4s
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8 件のコメント:
ついに始まりましたね(〃▽〃)
げんげの唐揚げは帰りに食べて帰ろうと思ってたのですが、体調不良により断念。
尻尾巻いて逃げ帰ってきました(笑)
今回の山行でかなり装備を見直す基準ができたでしょうね(^^)
ハバハバHPが狭いんじゃなくて荷物が多過ぎるんじゃないの~!?前室が使えての話だけど(〃艸〃)
ステラリッジの3型にします?
エアライズ3かな!?
ボクと同じのにしときます??(笑)
続きを楽しみにしておりますヽ(*´∀`)ノ
雨の中、お疲れ様です~^^
レポ、楽しみにまっておりましたー!
ランタンとEPIとジェットボイル。
ガス3種盛じゃないですか~~~。
でもね、気持ち分かります。
我が家も涸沢へ初のBPのときは
ジェットボイルとプリムスバーナーと担ぎましたから^^;
テントは何にされるのかな~。
いろいろ悩むのも楽しいですよね。
続きもまってまーす♪
みーんな帰ってしまうほどの天候(((^^;)
大変さが伝わってきます
お肉(((^^;)どうしても食べたかったんですね♪
続きを楽しみにしてます!
いきなりお山の洗礼でしたねw
高い山に行くと雨風は普通にあるということです。
最近の装備の雨風の強さに驚いています。
羨ましい限り!!
続きを楽しみにさせてもらいます。
最高に楽しかったです^^
拙い文章ですが読んでください。
仰る通りで今回体験してみて、装備に無駄がたくさんあったことや、
逆に足りないものもたくさん見えてきました。
悪天候も含めて本当にいい経験でした。
テントなんですが、ケシュアは背が低くて中で座ると頭があたるんです。
今回は雨で何回か中で食事をしたんですが、それが億劫で仕方がなかったです。
テントの広さは150でいいとしても、背が座って頭が付かない程度には
欲しいです。
なかさんのトレックライズは座って背が当たりませんかね?
また今度、いろいろ教えてください('◇')ゞ
コメありがとうございます^^
やっと念願かなって行ってまいりました('◇')ゞ
やっぱり三点セットは必要ないですかね?
ぴょんたんさんのところはバーナーだけにしてるんですかね。。。
今回の山行でかなり見直す基準ができました。
テントはまだまだ悩みますぴょんたんさんのところの
エアライズもいいなぁ(*'▽')
これからもいろいろ参考にさせてもらいますm(__)m
雷鳥沢は盆地なので、風は比較的マシと聞いていたのですが、
マシでこれかい!!っとビックリしました。
まぁ台風直撃ですから行く方が悪いですけどw
雷鳥沢までも比較的、楽と聞いていたので、肉まで持っていきました。
だけど、あとで気づいたのは、山をやってる人の「楽」は普通の人の
「すごくしんどい」ですwww
はい。いい勉強になりました。
あんなに雲が早く迫ってきて、一瞬で暴風雨に替わるんですね。
雨具を着てもずぶ濡れになってしました。
昔はもっと大変だったんですよね。
そういう話をもっと聞かせて欲しいです^^
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