こんにちは。
日中はかなり暑くなってきましたね。
それに合わせてシーバス君の活性もピークまで上がってきているようです。
そしてあと数日もすれば、待ちに待ったGWもやってきます(*´∀`*)
そして関西のシーバスアングラーにとってGWとは待望の「バチ抜け」のハイシーズンの始まりです。
基本的なことですが、知らない人もいるかも知れないので簡単にバチ抜けとは
どういうものなのかを説明したいと思います。
今回は字ばっかりのブログとなってしまいますが、僕が知っているノウハウを余すことなく書くつもりなので
興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
まず、「バチ」とはなにか?
バチとは、一般的に「ゴカイ」と言われている多毛類(たもうるい)の総称で実に8000もの種類がいます。
よく見るもので言えば釣り餌でよく使う「石ゴカイ」や「青イソメ」なんかが有名です。
このバチは普段、海底の砂やヘドロの中に隠れて生活しています。
それが産卵をするために海面に這い出てきます。
この現象を一般的に「バチ抜け」とよんでいます。
そしてそのバチを食べにいろんな魚が集まってくるのですが、シーバスもこのバチが大好きなのです。
では、どのタイミングが良いのかということなのですが、
これはもう間違いなく大潮の日の満潮前後となります。
どうしてかと言いますと、まずなぜ春の今の時期にバチ抜けが起こるのかという理由をたどればわかります。
バチ達は子孫を増やすために少しでも遠くに自分たちの卵を拡散したいと思っています。
すると一番都合がいいのは干満の差が大きい日の潮位が高いときに産卵することがベストです。
そして一年で一番潮位の差が激しいのはこの時期のいわゆる「春の大潮」となるわけです。
一般的に潮干狩りをするのがこの季節なのも干潮が昼間にきて、尚且つ潮位が一年でもっとも低くなるからなのです。
ということでバチ君たちはこの春の大潮の満潮を狙って一斉に海底から抜け出します。
そしてなるべく高い場所で産卵をしたいので海面まで浮いてくるのです。
バチは光が大好きで常夜灯や灯台の灯りに集まってきます。
これも理由がちゃんとあります。バチに目があるかは知りませんが、光を感じる器官はあるそうです。
本来、満月(大潮)のわずかな光を目印に海面までたどり着くためです。
つまり、一番満潮の潮位が高くなる時期の大潮の満潮の時間に明るい場所に行けば、
ほぼ間違いなくバチ抜けは起こっており
それを食べるためにシーバスも近くに居るということです。
バチの気持ちになりきりましょう(*´∀`*)
しかし、例外というか必ずしも大潮だけに抜けるわけではありませんので要注意。
それは都会の湾岸は人工の灯りに囲まれていてずっと明るいからです。
ですので本来の習性がくるってしまい。
長潮や若潮でも常夜灯のあるところでは少なからずバチ抜けはおこっています。
とはいってもやっぱり潮位の高い中潮、大潮がいいですけどね。
具体的には大阪、特に僕がホームとしている南港ではGW頃の大潮の日から6月初旬の大潮までの間がピークです。
そして、この時期の満潮の時間は夕マズメの時間とほぼ重なりますので、
この期間の夕方に行けば出会える確率は非常に高くなります。
とまぁここまでがザックリとしたバチ抜けの説明でした。
次はどうやったら釣れるのか?をご説明いたします。
一般的にはシンキングペンシルを使います。
これはもう各メーカーがたくさん発売しているので細かくは書きませんが、
僕が南港近辺で多用するのは下記のものがメインです。
ラッキークラフト「ワンダースリム90/110」
パズデザイン「Reed feel75/100」
ジャクソン「nyoro nyoro 8.5/10.5/12.5」
DAIWA「レイジー8S」
ima「sasuke SS-95」
Rapala 「CD-Lipless」
邪道「ヤルキスティック」
マドネス「シリテン100」
こんなもんでしょうか。
まぁあんまりシビアに考える必要はないです。
バチに狂ってるシーバスはスレることも少ないので、ルアーの種類も数もたいして必要ありません。
カラーはお腹が「赤」もしくは「オレンジ」系が反応がいいように思います。
雑誌では人が使わない色がいいなんてことを書いてるのも見たことがありますが、
費用対効果が悪すぎなので騙されないようにしましょう(笑)
カラーの種類を集めるより、いろんなバチの種類、大きさに対応するために
ルアーの種類と大きさ(長さ)を集めるようにすると良いと思います。
シンペン以外でもワームや、ローリング系のミノーでも比較的簡単に釣れます。
ルアーの使い方ですが、シーバスは表層を意識していることが多いので、キャストして着水後、
竿を立てて海面をゆっくり引き波をたてるようにリトリーブしてください。
極端に言うとルアーの頭の部分が浮いて、お尻の部分だけフリフリしてるぐらいです。
これで反応が薄い場合は、キャストの後、一旦底まで沈めゆっくり巻き上げてきてください。
この2パターンで大概釣れます。
キモは巻くスピード。とにかくゆっくりゆっくり巻いてください。
これでもかというぐらいに(゜д゜)
長くなりましたので前半はここで終わります。
次回はポイントの選び方です。
後編はこちら
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6 件のコメント:
スマさん、スゲー!
ボク、バチパターンって苦手なんです。
今までバチのシーバスってブログにほとんど登場してないでしょ?
でも今回の記事読んだらメッチャ釣れる気がしてきました!
もし、釣れなかったら間違いなくスマさんのせいです!w
責任とって釣らせて下さいネ(笑)
はじめまして(^ ^)
はじめてコメントいたします。
とても為になるブログですね(^ ^)
バチパターン攻略記事、次回の更新を
楽しみにしております(^ ^)
またちょくちょくブログに伺いたいと思います。
では(^ ^)
どうもはじめまして。
ブログ見せさせいただきました。
淀川、キビレ、ステラ、ガルプ・顔文字、ゲス野郎w
・・・まさか・・・(#゚Д゚)
追加記事頑張って書いております^^
なかさんもバチうじゃうじゃ動画と載せてはりましたやん(*´∀`*)
人も多いし、戦略も単純なのでエキスパートには物足りないですよね。
なかさんが釣れないわけないので、ホゲたらワザとと見なします('∀`)
さすが感が鋭いですね(^ ^)
実は私のブログ、諸事情(SNSを介さずにどれだけ人が来るかの検証)のため
○witter関係者には誰一人教えていないお忍びブログなんです(^ ^)
大変勝手ではありますが、○witter上では内密にしていただけると幸いです(^ ^)
ちなみに去年の秋にスマーフ様とご一緒した、
Y川釣行のこともブログに書いてますよ(^ ^)ニコニコ
ではでは(^ ^)
了解いたしました^^
面白そうな記事ばっかりすごく興味津々です。
記事ジックリ読まさせて頂きます(#^.^#)
7月キビレ始まったら教えてくださいね^^
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