スノーボード、冬山登山用にハードシェルパンツを新調しました。
マムートのGORE-TEXを使用した「Stoney GTX」です。
簡単にレビューしてみたいと思います。
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昨年までは、RONIINのハードシェルパンツを履いていたんですが、
これも気付けば、もう10年近く買い替えていませんでした^^;
GORE-TEXモデルだったので、耐久性に問題がなかったことや、
滑りに行く頻度が、かなり少なくなってきたこともあって、
今でも特に機能的に問題はありません。
ただ、購入したころは、腰で履くダボダボスタイルが流行で、
裾が無茶苦茶ながいのです^^;
滑る分には問題ないんですが、たくさん歩くのはちょっと無理があります^^;
そろそろ、本格的なバックカントリーをはじめたいので、
今回は、登山と共用できるようなハードシェルパンツを購入することにしました。
いくつか候補はあったのですが、
機能的に満足いくもので、年末セールで値段が下がっていたこともあって、
最終的にこの「Stoney GTX Pants」に決めました。
雪山では、座ったり膝をついたときに、
体温で雪が解けて、徐々に浸みてくるので、
ある程度の防水性は必要です。
でも、アイスクライミングや雪崩の心配のない低山ハイクでは、
レインウェアでほぼ大丈夫だと思います。
しかし、スキーやスノーボードの場合は、
二つの理由で専用のズボンが必要です。
まず一つ目は、裾の問題です。
スキーやスノーボードは専用ブーツを使用するため、
通常より、裾が広くなっている必要があります。
このStoney GTXは裾が広く、
ボタン調節で絞ることもできるので、普通の登山靴にも合わせることが可能です。
裾は二重になっていて、ゲイター仕様になっています。
内側のオレンジのゲイターをブーツや靴の上から被せて、
先のフックはズレ上がらないように、靴ヒモやバックルに付けておくと、
深いラッセルでも雪が靴の中に入ってきません。
裾の色が変わっている部分は、
スキーのエッジや、アイゼンで穴が開かないようにエッジガードとなっています。
二つ目の理由は、表面の生地です。
スキーやスノーボードでは、
常にコケることを想定しなければなりません。
雪面でこけた場合、表面がツルツルの撥水生地の場合、
止まらず斜面を滑り落ちてしまいます。
特にレインウェアは、表面に撥水性をもたせるために
かなりツルツルしていますので、余計にすべってしまいます^^;
ですので、スキーウェアや冬山登山用のハードシェルは、
必ず表面がザラザラした生地になっていて、
こけても、止まるようになっているのです。
これは、GORE-TEXを使用しているので、
もちろん完全防水で、ポケットのジップはシーム加工してあり、
ズボンの表面生地はザラザラしてくれています。
右足には、地図などを入れておける、少し大きめのポケットもついていました。
あと、レインウェアとの大きな違いはベンチレーションです。
いくら透湿性があるといっても、晴れの日のハイクアップでは大量に汗をかきますので、
両足の外側に大きなベンチレーションが付いています。
開けたままコケても、メッシュになっているので
雪は入ってこないようになっています。
ウエストは、ベルト通しも付いていますが、
マジックテープにもなっているので、ベルトなしでも調節可能です^^
サスペンダーも付いていましたが、
僕はサスペンダーは肩が凝るので嫌いです^^;
取り外して使いません^^;
マムートなので、風に煽られないように少し細めのシルエットです。
膝は立体縫製なので滑りには影響なさそうですが、
とにかく、太らないように気を付けなければ^^;
また、実際使ってみて、特筆する点があれば追加レポします。
ではぁ~
(2017/03/14 追記)
万座温泉スキー場の氷点下15度で使用しましたが、
夏用の速乾性タイツと、このハードシェルパンツの二枚だけで
まったく寒くなかったです。
寒がりの人でも、厚めのタイツだけで十分だと思います。
裏起毛が効いているのかな・・・
登山でも使用しましたが、好天の低山でも蒸れることなく、
快適でした。
長い付き合いになりそうです^^
(2018/01/15 写真追加)
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1 件のコメント:
スキーボード専用だと思って購入を躊躇していましたが、こちらの記事を読んで登山でも大丈夫だとわかり購入する事に決めました!
これカッコいいですよね👍
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