2013年9月29日日曜日

立山縦走 登山 ④ ( 大汝山 ~ 大走 ~ 雷鳥沢 )



前回までの記事はこちら


大汝休憩所の店員さんに力をもらい少し元気が出た2人は


次のピーク「富士ノ折立」に向かいました^^



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立山縦走 登山 ① (アルペンルート室堂~雷鳥沢) 2013/9/6

立山縦走 登山 ② (雷鳥沢~一ノ越) 2013/9/7

立山縦走 登山 ③ (一ノ越~大汝山) 2013/9/8

立山縦走 登山 ④ (大汝山~大走~雷鳥沢) 2013/9/8

立山縦走 登山 ⑤ (雷鳥沢~室堂) 2013/9/9



地図にはコースタイムが書いてありませんが、


僕らの足で20分ほどだったと思います。


少し開けた場所に小さな立札があります。




え??


手書きw


ここ? うそーー( ゚Д゚)




はい。ウソでした(-ω-)/


あれです。目の前に高くそびえ立つ岩山が「富士ノ折立」です。



「ここが・・・」とか書いてるから、後から来た人も、


「ついたー(^.^)/」とか言って折り返していきましたよ(^-^;


帰って知ったら後悔するだろうなぁ…



少し休憩して、横のひらけた場所から見下ろすと・・・




あーーーー!


あれが噂の「ダムの王様 黒部ダム」!!



黒部ダム


遥か下の方ですが、ハッキリ見えます( ゚Д゚)


観光放水は、ちょうど林とダムの躯体で見えませんでしたが、


今回はアルペンルートも室堂までで、


黒部ダムまでは行かない予定だったので、


ちょっとでも見れてめっちゃ嬉しい(^.^)/




そうこうしている間に、だんだん曇ってきました。


すごい勢いで下から雲が上がってきます( ゚Д゚)


時計を見ると、なんと午後1時半( ;∀;)


雷鳥沢キャンプ場を出発してから、


もう12時間近く経ってるじゃないですか・・・(;_:)


急がないと、帰れなくなってしまいます。


そう、旅の予定は今日まで、明日から仕事なんです(;_:)


アルペンルートの最終は「室堂」発の午後5時。


急がなければ・・・




富士ノ折立を過ぎると、稜線は一気に急な下りへと変わります。


右手には日本最古の氷河の一つと言われている


「内蔵助カール」の大雪渓が広がります。



内蔵助カール

9月なので一年の中で一番雪が少ない季節ですが、


それでもこれだけ残っています。


氷河ですので、少しずつ下へ動いてるそうです( ゚Д゚)


ここ立山は北アルプスでも特に雪渓が多く残っている場所らしく、


大汝山の山頂直下にも「山崎カール」という


国の天然記念物に指定されている圏谷があります。


そりゃ寒いわけだ・・・




細かい岩のかけらで滑る道を、ゆっくり慎重に降りて行きました。


早い人は、走って降りて行きます( ゚Д゚)


その方が踏ん張らない分、足への負担も少ないとか・・・


まぁ僕らには無理ですが(;・∀・)




急な下りが少しマシになったところで、振り返ってみると・・・

 
うわーこんなところをよく降りてきたなぁ…としみじみ(-ω-)




同じ場所でそんなに時差なく撮った写真ですが、


二枚目の写真は、歩いてきた稜線がもう雲に隠れてしまっています。


「山の天気は変わりやすい」と言いますが納得です(-ω-)/


しばらく、なだらかな稜線を歩くと立札がありました。




この写真、斜めで撮ったわけでなく、この立札が斜めなんです。


写真の右奥に見える赤い屋根の建物が「内蔵助山荘」です^^


その後ろには岩の殿堂「劔岳」が見える予定だったのに・・・・


雲で見えない(/ω\)


やはり、午後からは曇ってくるようです^^;


左手の足もとに「大走」と書いた立札を発見。




まっすぐ進むと、真砂岳~別山へと稜線伝いに行けるわけですが、


ゆうこの体力も限界近し、


時間もないということで、「大走(おおばしり)」と呼ばれる


下りのコースで、一気に雷鳥沢を下り、


テントのある雷鳥沢キャンプ場へと戻ることにしました。




おそらく、この場所で標高2800m付近。


高低差500mを駆け下ります。


雷鳥沢ヒュッテ、ロッジ立山連峰、雷鳥沢野営場が見えます^^


写真中央部の尾根を下っていきます。




これが、めちゃくちゃ長い(;_:)


コースタイムは下り1時間20分となっていますが、


おもっきり走って降りないと絶対無理やと思いますが^^;



膝はガクガク、足は痛い、急すぎてコケる等々・・・


10回以上休憩しました。。。


 ゆうこはマジ泣きするし・・・・もう本当に大変・・・


キャンプ場が近くに見えているのに、全然近づかない・・・
 


まぁ後でわかったんですが、


この「大走」は山上で何かあって


急遽降りないといけないときに使う道で、


普通はあまり使わない道だそうです。


少々距離は長くなりますが、別山を迂回して


別山乗越から降りるコースをとる方がいい思います。 




途中ですごい青年と出会いました。


背負子を担いで僕等を追い越していったんですが、


声をかけて聞いてみると


20kgも荷物を担いでいるとのこと・・・


しかも、その背負子、肩紐が細い((+_+))


どこに行くのかと聞いたら、


なんとこのまま雷鳥沢を下って、


夕方までに一ノ越まで登るとか( ゚Д゚)


一ノ越山荘でアルバイトをしているそうで、


暇な時間にトレーニングをしている?


さされている?とか・・・


恐ろしい体力です。




キャンプ場と標高が同じくらいまで降りてきてからが、


これまた遠い((+_+))


結局、雷鳥沢野営場に戻ってきたのが午後5時30分。


大走でなんと4時間もかかったのでした((+_+))


5時の室堂なんて到底間に合わなかったのです。。。


帰る手段も、体力もないので、しかたなくもう一泊です(;_:)




完全に憔悴しきったゆうこにパスタとアルファ米のピラフを作りましたが、


食欲がないとのことで食べずにお風呂にも入らず


すぐ寝てしまいました(;_:)


人生で一番しんどかったそうです^^;




夜の2時に出発して、帰ってきたのが午後5時半すぎ、


実に16時間も歩きました。。。


反省点はいくつもありますが、


第一は、ゆうこの体力を考えて、一ノ越山荘で一泊してから


縦走するか、真砂山直下の内蔵助山荘、


別山乗越の剣御前小舎などで、


一泊してから下山するなど、


もう少し余裕をもった計画をするべきでした。




まぁそもそも台風のときに行った時点で間違いですね。


結果的に台風一過で晴れてくれて


景色が最高だったのはよかったですが、


たまたま運が良かっただけで、賢い選択ではなかったです。



僕は昨日と同じ、雷鳥沢ヒュッテにお風呂に入りに


行ってから寝ました。


きっと寒かったと思いますが、


疲れのおかげか朝まで目が覚めることはなかったです^^;




次回、「喉元過ぎれば・・・」 乞うご期待^^








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立山縦走 登山 ⑤ (雷鳥沢~室堂) 2013/9/9



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撮影:

FUJIFILM X10

iPhone5


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6 件のコメント:

ひで さんのコメント...

あの手書きの立札(笑)あれ駄目ですよね
あとで真実に気づいたら大変です

ほんと景色綺麗ですよね
彼女は人生で一番疲れてるなか景色は堪能できたんでしょうか(((^^;)

スマさんも彼女のこと考えたりと大変ですが景色で癒されますね♪僕ならココまでで数回死んでます。きっと


なか さんのコメント...

富士ノ折立、あの手書きはアカンなぁ~(笑)
最近、矢印の向き変えたり、ウソ書く不届き者が多いようなので…
やはり自分を信じれるように頑張りたい所ですね(^^)

で、毎回言うのも何ですが・・・
彼女ホンマ頑張ったね(´;ω;`)ウッ…

『人生で一番しんどかった』
息子が燕岳登った時も言うてました(笑)

でも、無事に乗り越えたやん!
3000m峰の縦走って凄いよヽ(*´∀`)ノおめでとう!

「喉元過ぎれば・・・」何だろう?
楽しみにしてるよ(〃艸〃)

kurahoken さんのコメント...

やあ、よく無事にテント場まで下りて来ましたね。

いちど山に入れば自分の足で降りて来なければなりません。


特殊なルートを除いて山道では12時間を超えるような計画を立てないようにするのが良いですね。

パーティーの能力をしっかり理解して15時までに目的地に着くような計画が理想でしょう。

その分朝の出発を早めて調節するのが正解だと思います。


標準コースタイムに対して自分、もしくは自分のパーティーがどのぐらい+-で歩けるのかを十分把握していることが重要です。

余談ですが、パーティーが早く歩ける能力は全体に余裕が出来て、結果安全登山の秘訣でもあります。


素晴らしい景色を見ることが山の最大の楽しみだとしたら、なるべく早い時間帯に行動を終えることと、体力、心に余裕を持てる計画を立てることがリーダーに求められます。

また、リーダー以外の人もコースタイムやコースの難易度の理解、装備や調理器具の使い方、食料品の量や種類、燃料、水の量を把握することも重要です。

非常時はリーダーの交替もありえますから。


何かあった時の備えはもちろん重要です。

それよりも何も起こらない計画と行動がもっと重要です。



たとえ二人であっても立派なパーティーです。


文に書くとえらそうになりますね。

安全でかっこええ登山の為、ご容赦ください。

smurf さんのコメント...

危うく騙されかけましたw

まぁ地形をある程度把握してたら気づくんですけど、疲れてたら思考力も低下してますし、まさかと思いますよね^^;

彼女は死にかけてたので、僕ほど景色は堪能してないような気がしますw

でも、達成感は凄いですよ。

写真を見せて忘れささないようにして、また登らせますw

ひでさんなら楽勝ですよ。

人生で最大級の思い出になるので、ぜひご家族で登山にチャレンジしてみて下さい^^

smurf さんのコメント...

道しるべに嘘書く人までいるんですか( ゚Д゚)

それでなくても、何度か間違いそうになったのに・・・

気を付けないといけませんね。。。

燕岳やっぱりそんなにしんどいんですね。。。

三大急登でしたっけ・・・恐ろしい。。。

でもあの白い頂からみる景色も最高ですよね。。。

体力つけます('◇')ゞ

彼女になかさんのコメント見せたら、喜んでました。

登ってよかったと。

ありがとうございますm(__)m

smurf さんのコメント...

顧問いつもありがとうございます('◇')ゞ

彼女の足を考えるとコースタイムの3倍ぐらいはみとかないとダメですね。

甘かったです^^;

降りてきた時間が5時半なんて、あと少しで真っ暗になってしまうとこでした。

楽しむためにも、事故にあわないためにも、もっと余裕をもった計画を立てるようにします。

今回でだいたいのペースや荷物などもつかめた気がしますので、

次はもっとスマートに登ってみせますよ^^