皆さん、こんにちは。
自称バチ研究家のスマです。
嘘です。バチ大嫌いです。だって虫が嫌いなんだもの(*´∀`*)
昨日は、和歌山から爆部部長のひろさんと、春日丸船長のまーくんが大阪湾に遊びにきて下さいました。
今年のはじめから楽しみにされていた「大阪湾バチ抜けシーバスツアー」です。
僕とゴットさんがご案内させて頂きましたが、結果は散々でございまして・・・
結果から言いますと、
ゴットさんが2匹。
まーくんが1匹。
僕とひろさんが共にホゲでございます。
ポイントの選択には余念がないように前日の釣果をもと(前日爆釣)にポイントを絞って行ったのですが
何故かちょろっとしか抜けていない。。。。
単発の捕食音は出るもののボイルというほどでもない。。。
一体何故だったんだろうか。。。
昨日は布団の中で考えましたが明確な答えはでません。。。
しかし、ひとつの仮説は見えてきました。
今回は敗因について少し掘り下げたいと思います。
昨日の内容はひろさんのブログ「爆!釣り部2」をご覧ください。
昨日の釣行中、気になることがありました。
となりで釣りをしているひろさんが、「スマちゃん、目の前のゴミいつまでたっても動かへんけど・・・・」っとポツリ・・・
釣りを初めて1、2時間、ずっと目の前に浮かんでいるのです。。。
8時頃から釣りはじめて、満潮予定時間が9時50分ごろ。
通常なら中潮初日ですし潮がガンガン効いてる時間帯です。
その後、ポイントを移動して0時近くまで釣りをしましたが、どこも潮が動いていなかったのです。
風もほぼ無風状態。
家に帰ってゴットさんが検潮情報をアップしてくださいました。
それを見てビックリ。。。。
このグラフの青い線は予定している潮位の変化です。
赤い線は実際に検潮所で測った数値です。
もうひとつ。
これは5分おきの正確なデータです。
もう、お分かりだと思いますが、そう僕らの釣行している間に潮はほとんど動いていなかったのです。
確かに予報通り、満潮の潮位はピッタリ144cmです。
しかし問題は8時の潮位で、すでに131cmを超えており、
満潮後も下げ潮がほとんど動いていないことにあります。
シーバスは居着きと回遊の二つによく分類されますが、居着きといえども近場での回遊コースをもっており、
その日その時間にあわせて移動し餌を探しています。
その移動のスイッチがいわゆる「下げっぱな」「上げっぱな」とよばれる満潮、干潮の潮どまりからの動き始めなのです。
潮が止まり、今度は流れが逆に動き出すことによって、シーバスは今までとは別の食べやすい場所へ移動していくのです。
そうしないと潮が逆になるのですから今までどおり小魚やバチが流れてはきませんので。
つまり、潮が動くことによってシーバスは回遊しいつもの所定の位置に陣取るのです。
一般によく言う「潮止まりに魚が釣れない」というのは、こういうことも原因のひとつなわけです。
また昨日もそうでしたが長い時間、潮が動かないでいると夜光虫が溜まり、赤潮を発生させます。
赤潮が出ると、溶存酸素濃度は著しく低下し、魚のエラにプランクトンがつまり窒息するので魚も寄り付きにくくなります。
今回の反省点としては「タイドグラフ」をあてにしすぎたという点ではないでしょうか。
タイドグラフはあくまでも予測であり、必ずそうなるとは限りません。
例えば潮位は気圧によってもかなり変化します。
気圧が1hPa低いと海面は約1cm上昇するといわれていますので、
台風などで気圧が下がり950hpaだと海面は50cm上昇することになります。
今日が雨ということもあって昨日の段階で低気圧がきていた(調べてませんが)可能性もあります。
ですので、もう少しで下げが始まるはず!っと言ってポイントで粘ったのが失敗だったのかもしれません。
かといって、潮止まりでも動くとなると河口ぐらいしかないのですが^^;
バチが抜けている数が少ないという点は理由がサッパリわかりませんし、
まぁほとんど負け惜しみの言い訳でしかないのですが、
なにごとも失敗から学べの精神で経験を積むのが大事だと思っているので少し考えてみました。
ではぁ・・・
---------
タックルデータ
ロッド:
OLYMPIC ARGENTO-PROTOTYPE GOAPS-902L-ML
リール:
SHIMANO 10’STELLA 3000HG
ライン:
RaPaLa RAPINOVA-X 1.5号 30lb
リーダー:
SEAGUAR GrandMax FX 4号
タックルデータ
ロッド:
OLYMPIC ARGENTO-PROTOTYPE GOAPS-902L-ML
リール:
SHIMANO 10’STELLA 3000HG
ライン:
RaPaLa RAPINOVA-X 1.5号 30lb
リーダー:
SEAGUAR GrandMax FX 4号
関連記事:
14 件のコメント:
相変わらず凄い分析をしますね。
しかし理屈だけでは簡単に釣れないというのを知りました。
昨日は皆さん爆釣してるだろうとワクワクしながら仕事してましたから。
近々行ってみます(^-^)/
こんにちわ(^^)
釣果は残念でしたがとても参考になる記事ですね(^^)
そういえば貴殿に影響を受けて、
feel75を購入しました(^^)
キビレ釣りの合間にたまに投げてボラを狙ってます(^^)
あと、もしよろしければ私のブログと
相互リンクをお願いしてもよろしいでしょうか?(^^)
そうなんですよ。釣りは自然が相手ですし、ある程度の予測はできたとしても裏切られることも
またしょっちゅうあります(^_^;)
悪く言ってしまえばギャンブルのようなもので、このたまに当たるというやつが
それが釣りの面白さでありのめり込むと危険な中毒性をもっているのかもしれませんね。
ですが、あくなき探究心でまだまだ研究に没頭します☆彡
こういうデータを集めていろいろ研究するのも僕の釣りの楽しみ方のひとつ
なんだと思います(^_^;)
feelは1番よく釣れますよ。
なんかちゃちいわりに高いですがw
相互リンクありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m
だから釣りはやめられないんですよね~。
あいかわらず、分析がすごいですよね、ほんと参考になります。
大潮やのに…って経験あります( ;´Д`)
勉強になりました( ̄^ ̄)ゞ
あくまで参考にして、後は現場の状況で切り替えていかないといけませんね(^^;;
ム・ム・ム…難しい…
スマちゃん、ガイドありがとうね(^^)/!
しかしスマちゃん、理系じゃな(笑)
なんじゃろこの現象? 地学? 天文学? 生物学?
よく分かりませんが、
文系のわたくし、民俗学的に言わせれば
「妖怪スズキ散らし」が出たんですよ!
以上(笑)
ガルプさんが現れたことに(笑)
あっ、失礼!!
あの方の隠れファンなもんで(>∀<)
釣れないことも謎ですが、先日自分が釣れたことも謎です。
バチ抜け素人にとっては難解です。
また相談に乗ってくださいwww
疑問があると解決しないと気が済まないんです(⌒-⌒; )
でも自然があいてですから半分はギャンブル。
それがまた面白いんだと思います(^-^)/
そうそう、結構ありますよね(⌒-⌒; )
臨機応変に対応できたら1番いいんですがなかなか難しいですよね。
これは怪奇現象なので、民俗学がピッタリですよw
柳田邦男もビックリのスズキ散らし」のせいにきまってますw
以前からちょくちょく顔を出してくださいまして。。
あっ最重要機密なんですw
近くにあるのに謎ばっかり
人間にとって海は近くて遠い存在です(⌒-⌒; )
複雑な潮流や、高潮の影響まで確実に把握するために、
気象予報士の資格を取得しましたよ(^_^)ノ
ウソですけど(笑)
潮が動くはずなんやけど…って結構ありますね。
河川に行けば大丈夫やろって思っても、川でも全然下げが効かない時もありますし^^;
逆に予想に反して爆発する時もあるんですけどね(笑)
気象予報士ってなんか簡単そうですよね。
嘘ですけどw
逆になることって時々ありますよね。
真逆だから余計にびっくりして記憶に残ります^^;
最近は昼の潮になってるので夜中が面白くないです。。。
コメントを投稿