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2021年5月18日火曜日

厳冬期 西穂高岳 テント泊 2020

1年以上も更新をサボっていたコチラのブログですが、

徐々に再開していくことにしましたので、よければお付き合いください。

まずは、昨年2/15に登った「西穂高岳」から。


西穂高岳

標高2,909 mの飛騨山脈(北アルプス)南部の山。山域は中部山岳国立公園に指定され、花の百名山に選定されている。



新穂高ロープウェイの「西穂高口」を降りると、そこは一面の銀世界。

まだ入国制限が行われていなかったので、外国人がたくさんいました。

特に雪の降らない東南アジアの方が多かった印象。




雪深い樹林帯を1時間半ほど登ると西穂山荘に到着。



山荘の前にあるテン場に今夜の寝床を設営。



Nemo「Andi2P」

昨年カタログ落ちしたシングルウェールテント。



ソロで使うには、ちょっと大き過ぎるかも。

特に冬場は整地するのが大変なので、無駄に大きすぎないほうが良い。




霞沢岳の眺望が良い。



うろこ雲・・・。荒れるのか?



僕以外にも奇特な人が居てよかった。



予想に反して、満天の星空。



気温は氷点下7℃ほど、この時期にしては暖かい夜だった。



美しいモルゲンロートを眺めつつ、西穂高岳へ向けて出発。



東に見えるのは「八ヶ岳連峰」。



右側の南アルプスの奥に、うっすら富士山も見える。

時折、飛ばされそうな突風も吹くが、厳冬期の北アルプスにしてはマシな方だろう。


正面奥の△が西穂高岳

西穂独標を越えると、一人きりの孤独な旅。

長野県側に張り出している雪庇を踏み抜いたらお陀仏。

トレースがあって良かった。


約3時間半で、なんとか西穂高岳に登頂。

ピッケルはシングルでもいけると思うけど、前爪は必須。



北東に伸びる稜線の先には、日本第三位の高峰「奥穂高岳」。

そこから右へ伸びる「吊尾根」の先にそびえるのが前穂高岳。



振り返ると、登ってきたルートが一望できる絶景。

焼岳〜乗鞍岳へ伸びる美しい稜線に息を呑む。来てよかった。


丸山あたりで山友達の「けっぽんさん」と出会う

下りは転がるように駆け下りて、1時間ほどで西穂山荘まで無事に帰還。

西穂ラーメンを食べて帰路につきました。



もっと詳細な記事をヤマレコにアップしています↓






- DATA -

Camera : RICOH GR2

Photo Edit : Adobe Lightroom Classic CC

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