今年の春にモンベルが日本代理店として販売を開始した
GRAYL(グレイル)のアウトドア用浄水器「PURIFIER」を
購入してみました。
関連記事:
MSR MiniWorks EX ミニワークス 携帯浄水器 インプレ
今年の春に、モンベルが日本代理店で販売を開始した
アウトドア浄水器「GRAYL PURIFIER」を購入してみました。
8月に予約して、2ヶ月待ちでした。
品薄でどこにも展示されていなかったので、
購入して初めて実物を見ました。
まずは大きさから・・・
本体は筒型の容器で、容量は473ml、約500mlですね。
太さは1Lのナルゲンボトル(右から2つ目)より細く、
500mlのナルゲンボトル(一番右)より太い感じです。
MSRのミニワークスEX(中央)と比べると、MSRの方が小さいですが、
必ずナルゲンボトルの1L(右)が必要になるので、
それを合わせると微妙なとこです。
重量はミニワークスEXが456gなので、GRAYLが30%ほど軽いです。
二重構造になっていて、左が外側、
右が内側になります。
内側の容器の底に浄水フィルターが付いています。
これで約300回の浄水が可能だそうです。
「500ml X 300 = 150L」ということですね。
交換カートリッジは同じくモンベルから3000円ほどで販売されています。
さて、僕が購入を決めた一番のポイントの浄水方法ですが、
こちらのメーカーの動画をご覧ください。
どうですか? 簡単かつ楽チンそうでしょ(*^^*)
1回(約500ml)を浄水するのに15秒しかかかりません。
これはかなり手軽です。
以前紹介した「MSR ミニワークスEX」もかなり楽な方でしたが、
それでも1L浄水するのに2分〜3分はかかっていました。
一番の問題は、使った後が厄介なこと、
ホースや部品を全部はずして乾燥させるのが非常に面倒なのです。
特にホースは内部までなかなか乾かないので、
正直なるべく使いたくなくなります^^;
その点、このGRAYLは内側を引き抜いて乾燥させるだけ。
蓋を閉めれば、水筒にもなるので一石二鳥。
水場でサッと浄水して、ザックのサイドポケットに突き刺して移動できますね。
最後は肝心の浄水能力です。
パッケージには、なんとウイルスも除去できると大々的に書いています。
にわかに信じがたい・・・・
っというのも、化学に詳しい方はご存知だと思いますが、
ウイルスというのは、他の物質と比べ物にならないほど小さいのです。
かといって、フィルターをウイルスより細かくすると、
水の通りが悪くなり、人の力で押したり、ポンピングした程度では
濾せなくなってしまいます。
ですので、家庭の蛇口からでる上水道の水や、
循環式の温泉などは塩素を入れて、殺菌、ウイルス除去をおこなっているのです。
今まで、こういった携帯用の浄水器でウイルスまで除去できるというのは、
僕は聞いたことがありません^^;
しかし、このGRAYLの浄水器は、それが可能だと・・・
ウイルス除去率99.9999%・・・・
確かめようがないので、信じるしかありませんが、
メーカいわく、ウイルスなどは電気吸着させて除去すると謳っています。
まぁ仮に誇大広告だとしても、通常の浄水能力はあるでしょうから、
まぁ手間と携帯性が良くなっただけでも価値はありそうです。
MSRのミニワークスなどと比べて価格が半分程度なのも良い点です(^^)
ウイルスなどの除去や、浄水できる水については、
以前書いたMSRのミニワークスの記事に、
詳しく載せていますので、是非こちらもご覧ください。
MSR MiniWorks EX ミニワークス 携帯浄水器 インプレ
ではぁ〜
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